2017年 02月 28日 ( 1 )

粋ですねぇ~!

母は浅草の育ちなんですが、
私が幼稚園の時まで元気だった祖父が、
神田の生まれだったと知ったのは、つい最近です。

年中、古今亭志ん朝さんの落語を聴いていて、
独特の江戸弁が心地よいなぁと思ってましたが・・・

あれ?この喋り方、
死んだおじいちゃんとソックリじゃないの(^_^;)


(私が数えで七つのお祝いの直前に、
70才で亡くなったから、
生きていたらもう120才にもなります)


「母ちゃん、早くおまんま(ご飯)おくれよ」

「みずたまに、おあし(お金)をやるよ」

なんて、まるで落語の世界です(^_^;)


いまなら分かりますが、
当時はおじいちゃんの話し方が、変だと思ってました。



子供の頃、我が家ではお味噌汁のこと、
「おつけ」と言ってたんですよ。
でも、周りの家では、どこもおつけなんて言ってません。

お味噌汁ですよね、普通。
恥かしくて、直したんですが、

今、志ん朝さんの落語を聴くと、
「何にもいらないよ~。
 おまんまとおつけがあればいいよ~」なんて・・・

何だか、粋に聞こえるから不思議です(笑)



そば清
という落語のマクラのところで、
志ん朝さんがお父さんやお兄さんから、

「蕎麦屋や寿司屋で、腹いっぱい食うのは田舎の人、
 蕎麦や寿司はおやつと一緒なんだから、
 家で軽く腹ごしらえをして来るもんだ」
みたいなことを言われた、とありますが、


その話を母にすると・・・

「ああ、おじいちゃんもそうだった。
 ご飯を食べて1、2時間すると、
 ちょっと出かけてくるよと言って、
 屋台のお寿司を3つか4つつまみながら飲んで、
 帰りに必ず家族に、お寿司を買ってきたんだよ」

へぇ~!
カッコイイですね。本当に粋です。


うちのダンナなんて、37年間、
のべ3000回は軽く飲みに行ってますが、
お土産なんて一度もありませんよ(>_<)



このおじいちゃん、ほかにも逸話が色々ありまして、
母の親とは思えないほど、なかなかの人物なのです(笑)


亡くなる直前には、家族みんなを呼んで、
(とても達筆な人だったのですが)
震える手で筆を取り、大往生と書き、
一人一人に感謝を述べて、

「みんなに優しくされて、本当に幸せな人生だった。
 だから今いくのが、一番いいんだ」と言い、

それからまもなく息を引き取ったのです。
人生の幕引きとしては、かっこよすぎますよね(T_T)


江戸っ子だってねぇ~!
神田の生まれよ~!


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by ray-garden | 2017-02-28 15:33 | つぶやき | Comments(2)