「愛がこわれるとき」
2014年 04月 20日
今日は、すごいタイトルがついています(笑)
昔、ジュリア・ロバーツの映画にありましたね。
あれは、サイコスリラーでしたが、
結婚生活で、愛が壊れる瞬間に直面した方も、
私たちの年代なら、たくさんいらっしゃると思います。
私には、はっきりと、その瞬間の記憶があります。
それは暴力でも、浮気でも無く、
ほんの小さな出来事で、
夫も全く気付いていないようなことです。
若くして結婚したので、
随分いろいろなことがありました。
お金も無かったし、
酒癖の悪い夫は、喧嘩で骨折したり、
酔っぱらい運転で捕まり、
長男の手を引いて、次男を背負って、
夜中に警察に行ったり・・・
でも、若い時から、二人で頑張って、
一緒に苦労してきたという気持ちがあり、
まだ愛情はありました。
あるとき、夫は大変な現場を抱えて、
心身共に疲れて、私に当たることも多く、
毎日かなりイライラしていました。
大変だな~と思い、
食事とか、その他いろいろ、
私なりに気を配っていたんですが・・・
ある日、帰宅した夫が、
行きつけの飲み屋さんに、一緒に行こうと言いだし、
私は気が進まなかったんですが、
機嫌を損ねてはいけないので、付き合いました。
そして・・・
お店に入った瞬間、夫はこう言ったんです。
「ママ、やっとあの現場終わったよ~!」と。
ママはニコニコして、
「あら~、良かったわね。
ご苦労様でした。」と言いました。
え・・・?
あの大変な現場、終わってたんだ・・・
いつ?
全然知らなかった・・・
目の前でママと乾杯している夫を見て、
毎日、疲れていると思い、
一生懸命神経を遣っていたことを考えました。
「もう終わってたんだ?」と聞くと、
「あれ?おまえに言ってなかったっけ?
一昨日、終わったんだよ。」
そう、言われた瞬間、
何だか長年一緒に頑張ってきたという、
自分の中の何かが、
本当に音を立てて、崩れていく気がしたんです。
うちは自営なので、
職人さんの面倒や、決算まで全部私がやります。
一年中深く関わっているので、
すごくショックでした。
ママさんだからと言うのではなく、、
大変なときは私を巻き込むのに、
嬉しい時は、外の人たちと祝うんだ!
最初に伝えたいのも、
一緒にお祝いしたいのも、私ではないんだな~と、
しみじみ思ってしまいました。
それがとっても悲しくて、
本当にむなしかったんです・・・
本人は、何の意識も無いことだと思いますが、
何故か、その時、
私の中で、何かが終わってしまったんですね。
それからずっと、
「夫婦は他人」と、常に思っています。
でも・・・
あら、不思議!
これがけっこう楽ちんで、快適です(笑)
ご夫婦仲の良い方が聞いたら、
寂しい夫婦に思われるでしょうが、
慣れって、恐ろしいですね(^_^;)
最近、何度か「卒婚」なんて言葉、聞きましたが、
うちの夫婦もこれに当てはまるのかな~?
これからも、家族として、
子供たちの為にも、
出来るだけ仲良くしていく所存でございます(笑)
最後まで読んで下さって、有り難うございます!
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昔、ジュリア・ロバーツの映画にありましたね。
あれは、サイコスリラーでしたが、
結婚生活で、愛が壊れる瞬間に直面した方も、
私たちの年代なら、たくさんいらっしゃると思います。
私には、はっきりと、その瞬間の記憶があります。
それは暴力でも、浮気でも無く、
ほんの小さな出来事で、
夫も全く気付いていないようなことです。
若くして結婚したので、
随分いろいろなことがありました。
お金も無かったし、
酒癖の悪い夫は、喧嘩で骨折したり、
酔っぱらい運転で捕まり、
長男の手を引いて、次男を背負って、
夜中に警察に行ったり・・・
でも、若い時から、二人で頑張って、
一緒に苦労してきたという気持ちがあり、
まだ愛情はありました。
あるとき、夫は大変な現場を抱えて、
心身共に疲れて、私に当たることも多く、
毎日かなりイライラしていました。
大変だな~と思い、
食事とか、その他いろいろ、
私なりに気を配っていたんですが・・・
ある日、帰宅した夫が、
行きつけの飲み屋さんに、一緒に行こうと言いだし、
私は気が進まなかったんですが、
機嫌を損ねてはいけないので、付き合いました。
そして・・・
お店に入った瞬間、夫はこう言ったんです。
「ママ、やっとあの現場終わったよ~!」と。
ママはニコニコして、
「あら~、良かったわね。
ご苦労様でした。」と言いました。
え・・・?
あの大変な現場、終わってたんだ・・・
いつ?
全然知らなかった・・・
目の前でママと乾杯している夫を見て、
毎日、疲れていると思い、
一生懸命神経を遣っていたことを考えました。
「もう終わってたんだ?」と聞くと、
「あれ?おまえに言ってなかったっけ?
一昨日、終わったんだよ。」
そう、言われた瞬間、
何だか長年一緒に頑張ってきたという、
自分の中の何かが、
本当に音を立てて、崩れていく気がしたんです。
うちは自営なので、
職人さんの面倒や、決算まで全部私がやります。
一年中深く関わっているので、
すごくショックでした。
ママさんだからと言うのではなく、、
大変なときは私を巻き込むのに、
嬉しい時は、外の人たちと祝うんだ!
最初に伝えたいのも、
一緒にお祝いしたいのも、私ではないんだな~と、
しみじみ思ってしまいました。
それがとっても悲しくて、
本当にむなしかったんです・・・
本人は、何の意識も無いことだと思いますが、
何故か、その時、
私の中で、何かが終わってしまったんですね。
それからずっと、
「夫婦は他人」と、常に思っています。
でも・・・
あら、不思議!
これがけっこう楽ちんで、快適です(笑)
ご夫婦仲の良い方が聞いたら、
寂しい夫婦に思われるでしょうが、
慣れって、恐ろしいですね(^_^;)
最近、何度か「卒婚」なんて言葉、聞きましたが、
うちの夫婦もこれに当てはまるのかな~?
これからも、家族として、
子供たちの為にも、
出来るだけ仲良くしていく所存でございます(笑)
最後まで読んで下さって、有り難うございます!
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by ray-garden
| 2014-04-20 17:09
| 夫